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赤塚不二夫さんが亡くなったんですね。 その告別式の様子をワイドショ−で見ていたら、タモリさんが弔辞を読んでいました。 私が保存している中で、一番似つかわしいであろう画像 その弔辞をじっと聞いていたら、うっすらと涙が滲んできました。 なにやら赤塚不二夫とタモリの関係に、タモリの思いに、 自分の思いが重なったような気がしたからです。 人が、一生のうちで出会える相手は、一体何人になるのでしょう。 全く想像すらできませんが、たぶん、私は少ない部類に入るのだろうと思います。 若い頃に発病して以来、余り社会に係わる事がありませんでしたから、 これは間違いないでしょう。 このように狭い人間関係の中に身を置いている私ですが、 折に触れ、「ああ、私は人に恵まれているよなぁ」と思うのです。 先日、北陸で大雨が降り、私の行動圏の一つである金沢の浅野川が氾濫しました。 被害にあった東山界隈は私の好きなスポットだったので、夕方TVのニュ−スをじっと見入っていたら 急に金沢の知り合いの皆さんは大丈夫だったかしらと心配になりました。 皆さんは浅野川よりもむしろ犀川沿いにお住まいなので多分大丈夫だろうと思いましたが、 それでも万が一って事もあるじゃないですか。 こう見えて、私って結構取り越し苦労とかしちゃうタイプなんですよね。 まず、誰よりも一番最初に頭に浮かぶのは、魔女ことI先生です。 とはいえ、I先生のお宅は金沢市内ではありませんので、 特に増水を心配したわけではありません。 実は先生のお宅は山の中腹に建っているので雨のせいで地盤が緩んで、 土砂崩れとか起こっちゃいないか心配になったんですね。 「はいは−い♪」 いつ電話をかけても、どのような状況にあっても、120%の明るい声で応答してくれるI先生(笑) その声を聞くだけで「あ、どんな災害でも生き残るタイプ」と確信するのですが、 「先生、ど−お?山崩れてない?」とケラケラ聞くと 「あっはっは〜、お前はアホかっ!」と、嬉しそうなお返事。 「ところでね、〇〇ちゃん(今となっては意味のない伏字)」 「うんうん」 「この間はどうもお疲れ様、貴女、疲れたんじゃないの?」と逆に体調を気遣ってくださいます。 「だいじょ−ぶ−、楽しい事だとたとえ疲れても悔いな−し!」 そのあと、西瓜のお披露目会のことをアレコレと批評しあっていたら (前回の〇〇ちゃんは素が出ていて純粋で可愛いかったが、今回のお前には邪念があってダメだったとか)←みごとな図星 なんと、あの後、先生は他の皆さんにお礼の電話をかけてくださっていたことが解りました。 「貴女の人柄を好いてくださって、皆さん忙しい中集まってくださったのよ。ありがたい事ね。」 ・・・と、先生はおっしゃいます。 ああ、私ったら、私ったら・・・・・ 私ったら、こちらからお誘いしておきながら、お礼の電話をかけることを忘れていたのです! 「ああ、ごめ〜ん、先生。私こういう事はちゃんとしておきたいと常々思ってはいるのだけど、やっぱりアカンわ〜、お願い、ドンドン注意してね、教えてね、ほんとにね。先生どうもありがとう。」 いや、本当に私は抜け作なのです。 元来、筆不精なのでお礼状とかは滅多に書けないのですが(かなりの年配の方限定)、 代わりに、電話でのお礼とか、最近では携帯やらパソコンやらのメ−ルなどで「礼」だけはちゃんと尽くそうと、 常々思ってはいるのに、ちょくちょく忘れてしまう・・・。 忘れんなよ、私。 いい年なんだから、もっとちゃんとしようよ、私。 今まで周りにいてくださる方たちに、知らず知らずにどれだけの失礼をしてきたかと想像すると、 ああ、ドンドン顔が赤くなってしまいます。 その晩、速攻で皆さんに 「この間は本当にどうもありがとうございました−お礼が遅くなってすみませ〜ん」 と電話をかけたのは申すまでもありません。 ですが皆さん優しく 「あら、美味しかったわよ〜又呼んでね♪」と笑って許してくださいます。 もうそれだけで暖かい気分になれたと言うのに、ある人が 「先生がね、とっても一生懸命でね、前の晩に電話をかけてきて(明日は宜しくね、〇〇が頑張って作った西瓜だからまずくても勘弁して食べてやってね 笑)って言ってたわよ」 と教えてくださいました。 えええ!事前の電話までっ!? もう、胸がキュキュキュンとしました。 でも恋をしているあのキュキュキュンではありませんよ、念のため。 まぁ、話が暗くなるのでこの手の話は気が引けるのですが、 私は夫も子供もいませんし、 今は完全フリ−です。 親もどちらももう亡くなってしまいましたし、 今、無償の愛情を抱いているのは、愛猫だけの寂しい中年女です。 人前では「明るくて前向きで強い」私を前面に押し出していますが、 でもそんな人間に限って、内面では色々イロイロあるでしょ−?それわかるでしょ−?(笑) 只でさえ、先生には人生の岐路でお世話になってきた私です。 このとき、それらの色んな出来事が走馬灯のように蘇ってきました(不吉?) 人間不信に陥って、能面人生を送っていた時は、 「私より16歳も年下の癖に人生悟りきったようで生意気な。人生なんてそんなに簡単なもんじゃない。もっと楽しいなら楽しいと、哀しいなら哀しいと、感情を表に出して謳歌しなさい。」 と、教えてくれたのも先生です。 正直、先生とのお付き合いの中で、先生の持つ子供のような喜怒哀楽に 「めんどくせ−」と思ったときもありました。 でもそれがとても眩しくて、羨ましかったのも事実です。 人を疑う事を知らず、誰でも受け入れる先生を、利用しようとする人も沢山おりましたが、 こんなに裏表のない善意の人を、裏切ったり騙したりする人は絶対許せないと思いました。 できるだけ、このような輩から私が守ってあげたいと、くそ生意気な事も考えましたが、 でも守ってもらっていたのは、私の方だったようです、やっぱりね(笑) 電話を切ってしばらくしたら、 なんだか次から次に涙がでて止まりませんでした。 ティッシュで6回鼻かみました。 ああ、人に感謝するってこういうことかと、この年にしてようやく実感しました。 先生にどうやって恩返ししたらいいのかしらと、何時だったか先生と話込んでいましたら 「いいのよ、私が貴女に何かしてあげられたのだとしたら、それはとても嬉しい事だけど、 貴女は私より若いのだから、それを素直に受け取りなさい。 私に返そうなどとは思わなくてもいいの。 その分貴女は又別の年若い人に与えてあげなさい。」 そうだよね、そうやって水が高い所から低い所に流れるように、色んな思いを繋いでいったらいいのよね。 私は、先生1人と知り合ったことで、 100人分の先輩と友人を得たと同じ満足感を感じています。 テンちゃんから先生へのサ−ビスショット |
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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佳いお話拝読、感謝申します。 |
ふーせん 2008/08/12 17:28 |
>ふ−せんさま |
てん 2008/08/18 22:11 |
オナ見だけの予定だったけど、ちゃっかり最後までフィニッシュwwww |
虎とら 2008/09/06 05:15 |
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